2.生活環境が肥満に与える影響

生活環境が肥満に与える影響は大きいと考えられています。

また、次のような生活環境は様々な理由からダイエットを続けることが困難な状況にします。

 

  1. 一人暮らしで外食や弁当が多い

この場合に考えられる問題は、

・味付けの濃さから、白米なんどの炭水化物が多いこと

・同じくビールなどのアルコール摂取が多いこと

・揚げ物が多いため脂質の摂取過多などが考えられます。

 

 2.一人で食事をすることが多く、テレビやゲームなど、ながら食いをする

・だらだらと量を多く食べてしまうことからカロリー摂取過多が考えられます。

 

 3.仕事などで、帰宅した後食事から就寝の時間が短い

 

・就寝時のカロリー消費は、起きている時の7割程度と考えられているため、夕食で摂取したカロリーが寝ている間に消費されていないカロリー消費不足が起こっていることが考えられます。

 

 4.仕事などの付き合いで外食や飲みに行くことが多い

 

・上記の①と③を合併したような結果となり、カロリー摂取過多とカロリー消費不足にが考えられます。

 

 5.食事の時間が不規則

・身体が飢餓と栄養過多を繰り返し、基礎代謝が下がっていることから、カロリーの過剰蓄積が考えられます。

 

 6.家族のサポートがない

・家庭内に常に食べ物がある状態や、高カロリーの食事など、摂取カロリー過多が考えられます。

 

 7.身体を動かすような趣味や習慣がない

・身体をあまり動かさないことにより基礎代謝が低く、常に摂取カロリー過多になっている可能性があります。

 8.一人住まい等、好きな物ばかり偏った食事をする環境にある

・美味しいものには糖分や脂肪分が多く含まれていたり、味付けが濃かったりします。 このような物ばかり食べていませんか? カロリーをチェックしてなるべく避けるようにしてみましょう。

 

以上のような生活習慣から考えられるダイエットの失敗要因は脂肪や糖分の摂取過多や運動不足による基礎代謝不足です。

1日の消費カロリー>1日の摂取カロリーであれば肥満にはなりません。

そうであれば、考えられるダイエット法は、

1日の消費カロリーを増やす

1日の摂取カロリーを減らす

のどちらかです。

 

「慢性的な空腹感」の対処方法のページでも紹介しましたが、

血糖値やカロリーを加味したダイエット方法を選びましょう。