8.食事だけに偏ったダイエットプログラム

極端に炭水化物や脂質を控えるダイエットや、卵やりんご、グレープフルーツなど単一の食品を食べ続けるというダイエットが存在しますが、

こういったダイエットは最初は効果的に見えても必ずといってよいほど、健康に被害を及ぼします。

人間の身体は少しであれば、1つの栄養素が足りない場合他の栄養素でおぎなおうとします。この時エネルギーを消費するため、減量も可能です。

ですが、これが続くと必ず飢餓が起き、根本的な新陳代謝の低下や、ホルモンバランスの崩れ、ひいては重い病気にかかってしまうこともあります。

ダイエットを行う場合、効率よく脂肪を落とすことが望まれます。

一度ついてしまった脂肪を落とすためには、その脂肪を燃焼する必要があります。

食事を取った後しばらくは、肝臓や血液中に取り込まれた糖質がエネルギーとして消費されます。

脂肪の燃焼は、食事後、血液の中にあった糖質が消費され、体温が上がると始まると考えられています。

また、効率的に脂肪を燃焼させるためには、この糖質がある程度低くなった時間(食事の3~4時間後)に有酸素運動を行うと、効率的だといわれています。

空腹時に血液中のブドウ糖濃度が低くなると、すい臓からのインスリンの分泌が減少し、代わりにグルカゴンの分泌が増加します。

脂肪組織はグルカゴンの作用を受けると、中性脂肪を分解して血液中に放出します。


まだ糖質が足りない場合、脂肪を分解し、そのときにできるグリセロールと、蛋白質の成分であるアミノ酸でグルコースに転換しはじめます。

さらに、グルコースの欠乏状態で脂肪酸が消費されると、ケトン体という物質が増えて、これは、脳の非常用エネルギー源となります。より効果的と考えられています。

ただ、あまり空腹な時に運動を行うと、脳に必要な糖質が回らなくなり、貧血を起こす可能性がありますので気をつけてください。

こうした適度な運動との組み合わせで、より目に見える結果を生み出すことができるため、長く継続することが可能になると考えられます。